【アークテリクス】アルファとベータを徹底比較!失敗しない選び方

アウトドアブランドとして絶大な人気を誇るアークテリクス。
特にアルファとベータの2つのシリーズは、多くのユーザーから支持されている定番モデルです。
しかし「どちらを選べばいいのか分からない…」という声をよく耳にします。
それぞれどんな方におすすめなのかをまとめると下記のようになります。
⚫︎アルファシリーズを選ぶべき人
- クライミングや本格的な登山を行う
- 最高峰の耐久性を求める
- 予算に余裕がある
⚫︎ベータシリーズを選ぶべき人
- 街着としても使いたい
- 様々なアクティビティに対応させたい
- コストパフォーマンスを重視する
アークテリクスには種類が色々あるので複雑に感じるかもしれませんが、基本をおさえれば難しくないです。
着丈は BETA(ベータ) < ALPHA(アルファ) < THETA(シータ) の順で長くなり、
生地は SL < LT < AR < SV の順で厚く、丈夫になります。

記事本文ではより詳しく解説して行きますね!
\代表的なモデルのアルファSVジャケット/


\オールラウンドで使いたい方はベータがおすすめ!/


アークテリクスのジャケットを買う前のチェックポイント
まずアークテリクスは「ハードシェル」か「ソフトシェル」のジャンルに分かれます。
本格的なアウトドアを想定するという方はハードシェルを、対してタウンユースも兼ねたい方はソフトシェルがオススメです。
着丈について
それぞれ着丈ごとに名称が変わり、ベータ・アルファ・シータの順番で着丈が長くなっていきます。
・BETA(ベータ) → お尻が半分隠れる着丈
・ALPHA(アルファ) → お尻がちょうど隠れる着丈
・THETA(シータ) → お尻がしっかり隠れる着丈
生地の丈夫さ
『SV・AR・FL・LT・SL』の5種類があり、それぞれ下記のようになっています。
・SV → Severeの略。最上位スペックの生地で厳しい環境にも適応できる。
・AR → All Roundの略。オールラウンドユーズを想定されたバランスモデル。
・FL → Fast&Lightの略。持ち運びも想定されてARの次に軽さを追求したモデル。
・LT → Lightの略。サラッと軽く必要な機能だけを残したミニマル仕様。
・SL → Super Lightの略。LTよりも軽さと薄さを追求した最もコンパクトなモデル
アルファシリーズの特徴
アルファシリーズは、アークテリクスの中でも最もテクニカルな特徴を持つラインナップです。
クライミングやアルピニズムなど、より過酷な環境下での使用を想定して設計されています。
【デザイン面での特徴】
- 着丈:お尻がぎりぎり隠れる程度の短め設計
- フィット感:身体にフィットするアスレチックフィット
- ポケット配置:ハーネス着用時も使いやすい高めの位置
代表的なモデルである「アルファSVジャケット」は、最も耐久性の高いGORE-TEX PROを採用し、悪天候下でも確実な防水性能を発揮します。
さらに、世界で初めて採用された「止水ジップ」技術により、縫い目からの水の侵入も防いでくれます。
実際に使ってみると、腕の可動域が広く取られていて、クライミング時の動作を妨げません。
また、ヘルメット対応フードは、悪天候時でも視界を確保しやすい設計になっています。


ベータシリーズの特徴
一方のベータシリーズは、より広範な用途に対応できる汎用性重視のラインナップです。
街着としても違和感なく着用できるデザインが特徴です。
【デザイン面での特徴】
- 着丈:お尻の半分程度が隠れる標準的な長さ
- フィット感:レギュラーフィットで重ね着がしやすい
- ポケット配置:日常使用を考慮した使いやすい位置
代表モデルの「ベータARジャケット」は、アルファSVと同じくGORE-TEX PROを採用していますが、より柔軟性のある素材を使用。
街着としての快適性と、アウトドアでの機能性を両立させています。
脇下には大きなベンチレーション(通気口)が設けられており、アクティビティ中の温度調節も容易です。
ポケットの配置も、普段使いを考慮した使いやすい位置になっているのが特徴です。


詳細な比較ポイント
フィット感
アルファは身体にフィットするアスレチックフィットを採用。
クライミングなどの動作時に余計な生地のもたつきを防ぎます。
対してベータは、インナーの着用を考慮したレギュラーフィット。
季節に応じた重ね着がしやすい設計になっています。
素材と耐久性
両シリーズともに高い耐久性を誇りますが、アルファの方がより頑丈な作りとなっています。
特にアルファSVは、岩場での摩擦や悪天候にも耐える最強レベルの耐久性を備えています。
重量
・アルファSVジャケット:485g
・ベータARジャケット:455g
価格帯
・アルファSVジャケット:約128,000円
・ベータARジャケット:約73,000円
具体的な選び方のポイント
主な使用シーン別のおすすめをご紹介しますね!
本格的な登山・クライミング向け
→アルファシリーズがおすすめ。
- 高い耐久性が必要
- ハーネスとの相性が重要
- 激しい動きにも対応する必要がある


一般的なアウトドア・街着利用向け
→ベータシリーズがおすすめ
- 汎用性の高さが魅力
- コストパフォーマンスに優れる
- スタイリッシュな見た目


トレッキング・ハイキング向け
→ベータシリーズ(特にベータSL)
- 必要十分な機能性
- 軽量で携行性が高い
- リーズナブルな価格帯


街着利用時の注意点
アークテリクスのジャケットは、どちらのシリーズも街着として人気があります。
しかし、以下の点に注意が必要です。
カラー選び
- ビビッドカラーは街着として目立ちすぎる可能性あり
- ブラック、グレー、ネイビーなど落ち着いた色がおすすめ
サイズ感
- 日本人の体型だと、通常サイズより1サイズ下げることが多い
- 試着可能な店舗での確認を推奨
メンテナンス
- 高額な商品なので、定期的なケアが重要
- 洗濯時は専用洗剤の使用を推奨
まとめ:失敗しない選び方
用途別の選び方をまとめました。
アルファシリーズを選ぶべき人
- クライミングや本格的な登山を行う
- 最高峰の耐久性を求める
- 予算に余裕がある
\代表的なモデルのアルファSVジャケット/


ベータシリーズを選ぶべき人
- 街着としても使いたい
- 様々なアクティビティに対応させたい
- コストパフォーマンスを重視する
\オールラウンドで使いたい方はベータがおすすめ!/


アークテリクスのジャケットは、確かに高額な投資となります。
でも、用途に合わせて適切なモデルを選択すれば、その価値は十分に見返りのあるものとなるでしょう。
この記事を参考に、ぜひあなたに最適なジャケットを見つけてください!