【徹底比較】アークテリクス セリウムとソリウムの違い!選び方のポイント

アウトドアブランドの中でも特に人気の高いアークテリクス。
その中でもダウンジャケットを選ぶ際に、「セリウムとソリウム、どっちを選べばいいんだろう?」と悩んでいませんか?
今回は、この2つのモデルの違いを徹底的に解説していきます。
まずは簡潔に表でまとめました。
比較項目 | セリウム | ソリウム |
---|---|---|
主な用途 | 街中での使用、ミッドレイヤー バックパッキング | 本格的な登山 アウターとしての使用 |
フィルパワー | 850FP | 750FP |
表地 | 15デニールArato™ナイロン (薄手) | 耐久性重視の厚手素材 |
フィット感 | トリムフィット (やや細身) | レギュラーフィット (標準的) |
特徴 | ・軽量性重視 ・コンパクトに収納可能 ・スタイリッシュなシルエット | ・耐久性重視 ・擦れに強い ・裾にドローコード付き |
おすすめの人 | ・街着として使いたい人 ・軽さを重視する人 ・スタイリッシュな着こなしを好む人 | ・本格的な登山をする人 ・耐久性を重視する人 ・ゆとりのある着心地を好む人 |
それぞれの特徴や用途を理解することで、あなたに最適なダウンジャケットが見つかるはずです!

本文ではより詳しく解説して行きますね。




アークテリクス セリウムとソリウムの違い
アークテリクスのダウンジャケットといえば、高機能で洗練されたデザインが特徴ですよね。
その中でも「セリウム」と「ソリウム」は、それぞれに異なる特徴を持つ人気モデルです。
一見すると似ているように見えるこの2つのモデルですが、実はかなり明確な違いがあるんです。
使用目的の違い
まず大きく異なるのが、想定される使用目的です。
セリウムの特徴
- バックパックへの収納を想定した設計
- 軽量性とコンパクト性を追求
- 薄手の生地を採用
- 街中でのカジュアル使用からアウトドアまで幅広く対応
ソリウムの特徴
- アウターとしての着用を想定
- 耐久性を重視した設計
- 厚手の生地を採用
- 本格的な登山やアウトドア活動向け
素材とスペックの違い
次に、具体的なスペックの違いを見ていきましょう。
セリウム
- 850フィルパワーのプレミアムヨーロピアングースダウン使用
- 15デニールArato™ナイロン採用
- 軽量で柔らかい着心地
- コアロフト(化繊素材)を湿気がこもりやすい部分に配置
ソリウム
- 750フィルパワーのヨーロピアングースダウン使用
- より耐久性の高い表地素材
- バックパックとの摩擦も考慮した素材選定
- 裾にドローコードを採用
セリウムは850フィルパワーという最高級のダウンを使用し、軽量性と保温性を追求。
一方のソリウムは、750フィルパワーながら耐久性に優れた作りとなっています。
表地素材も用途に応じて最適化されており、セリウムは軽量な15デニールArato™ナイロン、ソリウムは耐摩耗性に優れた厚手の素材を採用しています。
どちらのモデルも、アークテリクスならではの高い技術力が注ぎ込まれていますが、その特性は大きく異なります。
用途や好みに応じて、これらの違いを考慮して選択することをおすすめします。
フィット感の違い
着用感も両者で大きく異なります。
セリウム
- トリムフィット(やや細身)
- 腰回りにかけて絞られたシルエット
- スタイリッシュな見た目
- レイヤリングを考慮した適度なゆとり
ソリウム
- レギュラーフィット
- ややゆったりとした着心地
- 動きやすさを重視
- 厚手のミッドレイヤーとの相性も考慮




おすすめの使用シーン
セリウムが適している用途
セリウムは、以下のような使い方をする方におすすめです。
日常的な街中での使用
- 洗練されたデザインで街着として映える
- 軽量で携帯しやすい
- スマートな見た目でビジネスカジュアルにも対応
ミッドレイヤーとしての使用
- 薄手の生地で重ね着がしやすい
- 保温性が高く効率的な防寒が可能
- 動きやすさを損なわない
軽量パッキングが必要な場面
- コンパクトに収納可能
- バックパックの中でかさばらない
- 必要な時だけ取り出して使える
セリウムは都市部での使用や軽量なアウトドア活動に最適で、特にデイリーユースでその真価を発揮します。
薄手で軽量な設計は、急な温度変化への対応や持ち運びに便利です。


ソリウムが適している用途
一方、ソリウムは次のような使用シーンで力を発揮します。
本格的な登山やトレッキング
- 耐久性の高い素材で安心して使える
- 岩肌との接触にも強い
- 防風性能も優れている
アウターとしての単独使用
- 耐候性に優れた表地
- しっかりとした防寒性能
- 悪天候でも安心の耐久性
ハードな使用が想定される場面
- 擦れに強い素材
- 長期間の使用にも耐える設計
- メンテナンス性も考慮された作り
ソリウムは本格的なアウトドアアクティビティでの使用を想定しており、単独着用での保温性や耐久性に優れています。
厳しい環境下での使用や、長期的な使用に耐える設計となっています。


選び方のポイント
それでは、実際の選び方のポイントをまとめてみましょう。
使用目的で選ぶ
まずは、主にどんな場面で使うかを考えましょう。
- 普段使いメイン→セリウム
- アウトドア活動が多い→ソリウム
- レイヤリング主体→セリウム
- 単独着用が多い→ソリウム
体型や好みのシルエットで選ぶ
着用感の好みも重要なポイントです。
- スリムな着こなしを好む方→セリウム
- ゆとりのある着心地を好む方→ソリウム
- レイヤリングを多用する方→使用するレイヤーの厚みを考慮して選択
予算との相談
高機能ウェアは決して安価ではありませんので、以下の点も考慮しましょう。
- 使用頻度
- 期待する耐久性
- 投資対効果
- 維持費(クリーニングなど)
まとめ
セリウムとソリウム、それぞれの特徴をおさらいしてみましょう。
セリウムの特徴
- 軽量性重視
- コンパクト
- スタイリッシュ
- 街着からアウトドアまで幅広く使える
ソリウムの特徴
- 耐久性重視
- 本格的なアウトドア向け
- 実用性重視
- 悪条件下でも安心
結論として、一般的な使用であればセリウムがおすすめです。
街中での使用が多く、時々アウトドアで使用する程度であれば、セリウムの軽さと汎用性は大きな魅力となるでしょう。
一方、本格的な登山やアウトドア活動をメインに考えている方は、ソリウムの耐久性と実用性を選ぶべきです。
どちらを選んでも、アークテリクスならではの高い品質と機能性は保証されています。
自分の使用目的と好みに合わせて、じっくりと選んでみてください。



