登山やアウトドアで信頼できるアイテムは、旅の満足度を大きく左右します。
その中でも「カリマー リッジ40プラス」は、日本の登山者から長年愛されてきた定番モデル。
この記事では、「リッジ40プラス」を中心に、兄弟モデルとの違い、選び方、使い勝手、リアルな口コミまでわかりやすく紹介していきます。
是非、自分のスタイルに合ったリュック選びの参考にしてくださいね。
まずは、それぞれの違いを表にまとめました。
項目 | リッジ30プラス | リッジ40プラス | リッジ50プラス | セイバーバックパック45 |
---|---|---|---|---|
容量 | 30L+ | 40L+ | 50L+ | 45L |
重量(Mサイズ) | 1,420g | 1,460g | 1,680g | 約1,700g |
価格 | 31,900円 | 33,550円 | 38,500円 | 33,000円 |
気室構造 | 1気室 | 2気室(仕切り可変) | 2気室(仕切り可変) | 1気室 |
ボトムアクセス | なし | あり | あり | なし |
サイズ展開 | S/M/L | S/M/L | M/L | ワンサイズ |
素材 | 210D+420Dナイロン | 210D+420Dナイロン | 210D+420Dナイロン | 1000Dナイロン |
レインカバー | 標準装備 | 標準装備 | 標準装備 | なし |
おすすめ用途 | 日帰り登山 | 小屋泊・テント泊 | 縦走・長期テント泊 | ミリタリー・過酷環境 |
特徴 | 軽量・コンパクト | バランス型万能 | 大容量・本格派 | 超耐久・個性的 |
※価格は2025,9月現在の価格です。

各モデル別おすすめユーザーをまとめました。
- 日帰り登山メインの方
- 軽量化を重視する方
- 初心者で荷物をそれほど持たない方
- 普段使いも兼ねたい方
- できるだけ軽いリュックを求める方
- シンプルな構造を好む方
- 小屋泊登山を始めたい方
- 日帰りから小屋泊まで幅広く使いたい方
- 荷物の整理整頓を重視する方
- 冬の日帰り登山で防寒着を多く持つ方
- テント泊にも挑戦したい方
- バランス重視で迷っている方
- 初めての本格登山リュックを探している方
- 縦走登山をする方
- 長期テント泊をする方
- 写真機材など荷物が多い方
- 冬山テント泊をする方
- 大容量でも背負い心地を重視する方
- 本格的な登山を目指す方
- ミリタリー風デザインを好む方
- 過酷な環境での使用を想定する方
- 耐久性を最重視する方
- 個性的なリュックを求める方
- タフな素材感を好む方
- レインカバーなしでも構わない方
- 他人と違うモデルを持ちたい方



本文ではより詳しく解説していきます。
体格別のサイズ選び


- Sサイズ: 身長150-165cm程度、華奢な体型の方
- Mサイズ: 身長160-175cm程度、標準的な体型の方
- Lサイズ: 身長170cm以上、がっちりした体型の方
迷った場合は、リッジ40プラスが最も汎用性が高く、多くの登山スタイルに対応できるのでおすすめです 。
カリマー リッジ40プラスとは?
カリマーはイギリス発の老舗アウトドアブランド。
登山リュックの「リッジ」シリーズは、その中でも日本の四季・体型に合わせて改良された、使い勝手抜群の名品です。
リッジ40プラスは40L容量の中型モデル。
この絶妙なサイズ設定が、山小屋泊や冬の日帰り、縦走登山まで幅広く対応する“万能バッグ”と評判です。
主な特徴を簡単にまとめると下記の通りです。
- 2気室構造(上下分割可能で荷物の整理・分別が簡単)
- ボトムアクセスジッパー付き(下部の荷物もラクに出し入れ)
- 肉厚な背面パッド&ヒップベルト(肩や腰への負担を軽減)
- 標準装備のレインカバー(突然の雨でも安心)
- S/M/Lサイズ展開(体型や背面の長さに合わせて選べる)
- 210Dミニリップ+420Dナイロンの耐久素材
リッジ30プラス・50プラス・セイバーバックパック45とどう違う?
カリマーリッジシリーズには主に「30プラス」「40プラス」「50プラス」があります。
また、タフなミリタリー仕様の「セイバーバックパック45」も比較対象として有名です。
ここでは、リッジ40プラスを軸に、兄弟モデルの違いを徹底解説します。
容量・サイズ・重さの違い
モデル | 容量 | サイズ | 重さ | 価格 |
---|---|---|---|---|
リッジ30+(M) | 30L+ | 高65×幅30×奥25cm | 1,420g | 31,900円 |
リッジ40+(M) | 40L+ | 高68×幅35×奥26cm | 1,460g | 33,550円 |
リッジ50+(M) | 50L+ | 高67×幅32×奥26cm | 1,680g | 38,500円 |
セイバー45 | 45L | – | 約1,700g | 33,000円 |
容量は単純に数字が大きくなるほど多く、重さもやや増加。
30Lなら日帰り登山、40Lは小屋泊やテント泊もイケる万能サイズ、50Lになると縦走・長期テント泊にも最適です。
気室構造・アクセス


- リッジ40プラス/50プラス:上下2気室構造。仕切りを外して一気室にもなる柔軟さ。荷物の分別がしやすい
- リッジ30プラス/セイバーバックパック45:一気室構造。荷物量が少ない場合やシンプルに使いたい人向け
- 40プラスはボトムアクセスジッパー付き。靴や濡れ物、いざという時に下部の荷物をサッと取り出せて便利
背面長(フィット感)
背面長やウエストベルトの厚みが絶妙で、長時間でも疲れにくい設計。腰骨、高さにしっかりフィットします。
素材・耐久性・レインカバー
- リッジシリーズ:210Dミニリップ+420Dナイロン(軽量で引き裂き強度も高め)
- セイバー:KS100e 1000Dナイロン(ミリタリー向け、超耐久・雨に強いがやや重い)
- リッジシリーズは全モデル標準装備で専用レインカバー付き。雨の多い日本でも安心です。
用途別おすすめモデル


迷ったら「用途」で選ぶのがベスト!下記の目安を参考にしてください。
- 日帰り登山・日常使い:リッジ30プラス
- 小屋泊・雪山日帰り・テント泊:リッジ40プラス
- 縦走・複数泊・大荷物:リッジ50プラス
- ハードな環境・耐久重視・個性派:セイバーバックパック45
リッジ40プラスは“ちょっと余裕が欲しい”登山者にぴったり。
例えば、急な寒さに備えてダウンや防寒着を持ちたい方、山小屋泊で着替えや食料を多めに持ちたい方、冬の日帰りでギアが増えがちな方などに支持されています。
使い勝手・機能レビュー


実際にリッジ40プラスを使ってみると、整理整頓やアクセス性の高さに驚かされます。
山小屋やテント場で「どこに何があるかすぐ分かる」「ザック下部のギアを出しやすい」など、一泊~二泊の登山で“ゆとり”をもたらしてくれる設計です。
サイズ選びとフィット感
リュック選びで意外と重要なのが背面長!
S/M/Lの3サイズ展開によって、体格や背骨の高さ、腰骨の位置にぴったりフィットするので、長時間歩いても疲れにくいのが人気。
実際、「以前はリュックのサイズが合わず肩が痛かったけど、リッジ40プラスならフィットして快適」というレビューも多いです。
背面長が合う・合わないで快適さが段違い。実店舗や試着できるショップで一度背負ってみてからネットで最安値で購入するのがベストです。
口コミ&レビュー(リアルユーザー体験)
ネットやSNS、アウトドアショップのレビューではこんな感想が見られます。
- 「ボトムアクセスで靴や食料がラクに分別収納できて超便利」
- 「背面パッドが厚くてフィット感がよく、長時間歩いても疲れにくい」
- 「レインカバー付きで急な雨でも安心。生地も丈夫で破れにくい」
- 「初めての小屋泊や夏テント泊でちょうどいい容量だった」
- 「色やサイズ展開が豊富で、体格や好みに合わせて選べるのが嬉しい」
一方で、「2気室は便利だけど使い方によっては一気室でもよかったかも」「30Lの方が軽快で使いやすい場面もある」といった声も。
用途や荷物量、登山スタイルに応じて選んでいる印象です。
購入前のチェックポイント
- 容量:自分のよく行く登山の荷物量や季節に合わせて選ぶ
- 背面長:実際に背負ってみてフィットするサイズを選ぶ
- 素材と耐久性:1シーズンで買い替えるより、長年使えるしっかりした生地のものを
- オプションや機能:用途別にフロントポケットやピッケルループ、サイドポケットも要チェック
- 予算:性能を考えると数千円の違いは十分納得できる範囲
「どのモデルにするか迷う…」そんなときは、まずは自分の山行スタイルや荷物量をリストアップしてみてください
リッジ40プラスは「ちょっと余裕が欲しい」「小屋泊もテントも挑戦したい」方には特におすすめです。
まとめ
カリマー リッジ40プラスは、登山リュックの中でも“汎用性・快適性・耐久性・整理力”のバランスが絶妙。
2気室構造、ボトムアクセス、柔軟なサイズ展開など、日本人登山者が“本当に使いやすい”工夫が満載です。
日帰りから小屋泊、テント泊まで幅広く対応し、使い心地も快適。
「初めての本格リュック」「長く使える一生もの」を求めている方にこそ自信を持っておすすめできます。
新しいリュックで、快適な山旅を楽しんでください!
もし悩むことがあれば、ショップスタッフや経験者に相談し、実際に背負い比べて納得の一品を選びましょう。