【徹底比較】NANGAの寝袋オーロラとオーロラライトの違い!

今回は、NANGAを代表する2つのダウンシュラフシリーズ、「オーロラ」と「オーロラライト」の違いについて詳しく比較していきます。
どちらも高品質なダウンシュラフですが、特徴や適した使用シーンが異なります。
「結局どっちを選べばいいの?」と悩んでいる方のために、それぞれの特徴や選び方のポイントを分かりやすく解説していきますね。
まずは両者の違いを表にまとめました。
はい、承知しました。最も重要な違いを簡潔にまとめた表を作成しました。
項目 | オーロラ | オーロラライト |
---|---|---|
生地 | 40デニール | 15デニール |
ダウン品質 | 80-20% (650FP) | 90-10% (760FP) |
重量(750モデル) | 1,490g | 1,280g |
価格(750モデル) | 44,000円 | 63,800円 |
おすすめ用途 | 車キャンプ・コスパ重視 | 登山・軽量化重視 |

本文ではより詳しく解説して行きますね!
\防水性・透湿性に優れるオーロラテックスを採用/


\薄手の生地を採用した軽量・コンパクトなモデル/


NANGAのオーロラとオーロラライトの違い
NANGAのダウンシュラフといえば、この2つのシリーズが特に人気です。
その理由は、高い保温性と信頼性にあります。
まず大きな違いとして、オーロラライトはオーロラの上位モデルという位置づけです。
しかし、「上位=より良い」というわけではありません。
それぞれに特徴があり、用途によって使い分けるのがベストな選択となります。
表生地の違い
両モデルの大きな違いの一つが、表生地の厚さです。
- オーロラ:40デニールナイロン
- オーロラライト:15デニールナイロン
デニール値は繊維の太さを表す単位で、数値が大きいほど生地が厚くなります。
オーロラは耐久性に優れた厚手の生地を使用しているため、アウトドアでのヘビーユースに適しています。
一方のオーロラライトは、より薄い生地を採用することで軽量化を実現。
15デニールと聞くと「破れやすそう…」と心配になるかもしれませんが、NANGAの永久保証付きですし、実際の使用でも十分な耐久性があります。
ダウンの品質と保温性
中綿として使用されているダウンの品質も異なります。
- オーロラ:スパニッシュダックダウン80-20% (650FP)
- オーロラライト:DXスパニッシュダックダウン90-10% (760FP)
数字の見方を簡単に説明すると、「80-20%」はダウンとフェザーの割合を表しています。
ダウンの割合が多いほど、より良質な中綿といえます。
また、FP(フィルパワー)値は、ダウンの膨らみやすさを示す指標。
この数値が高いほど、少ない量でも高い保温性を実現できます。
オーロラライトは、より高品質なダウンを使用することで、軽量でありながら優れた保温性を実現しているんです。
重量と収納サイズ
同じ保温性能クラスで比較すると、以下のような違いがあります(750クラスの場合)
- オーロラ750:1,490g / 収納サイズφ22×32cm
- オーロラライト750DX:1,280g / 収納サイズφ19×31cm
約200gの重量差があり、収納サイズも一回り小さくなっています。
これは長期の縦走や登山では大きな違いになってきます。
それぞれのラインナップの違い
オーロラシリーズ | オーロラライトシリーズ |
---|---|
ー | オーロラライト900DX 冬用シュラフ 対応温度:-10℃/-19℃ 重量:1,400g 収納サイズ:φ21×41cm 価格:¥69,300(税込) |
オーロラ750 冬用シュラフ 対応温度:-6℃/-14℃ 重量:1,490g 収納サイズ:φ22×32cm 価格:¥44,000(税込) | オーロラライト750DX 冬用シュラフ 対応温度:-8℃/-16℃ 重量:1,280g 収納サイズ:φ19×31cm 価格:¥63,800(税込) |
ー | オーロラライト600DX 冬用シュラフ 対応温度:-4℃/-11℃ 重量:1,100g 収納サイズ:φ17×31cm 価格:¥58,300(税込) |
オーロラ500 3シーズンシュラフ 対応温度:1℃/-4℃ 重量:1,185g 収納サイズ:φ21×28cm 価格:¥33,000(税込) | オーロラライト450DX 3シーズンシュラフ 対応温度:0℃/-5℃ 重量:865g 収納サイズ:φ14×30cm 価格:¥45,100(税込) |
オーロラ350 3シーズンシュラフ 対応温度:7℃/2℃ 重量:980g 収納サイズ:φ15×25cm 価格:¥29,700(税込) | オーロラライト350DX 3シーズンシュラフ 対応温度:5℃/0℃ 重量:730g 収納サイズ:φ13×25cm 価格:¥38,500(税込) |
ナンガのオリジナルモデルではオーロラライトの方が細やかなラインナップとなっています。
NANGAのオーロラとオーロラライト 使用シーン別の特徴
キャンプでの使用
車で移動するキャンプの場合、重量や収納サイズはそれほど重要ではありません。
むしろ、耐久性や使い勝手を重視したほうが良いでしょう。
オーロラは40デニールの厚手の生地を使用しているため、地面に直接敷いたり、ラフに扱ったりしても安心です。
また、価格も比較的リーズナブルなので、キャンプ用としては非常に使いやすいモデルといえます。
登山での使用
登山やトレッキングでは、装備の軽量化が重要になってきます。
この点で、オーロラライトは大きなアドバンテージを持っています。
より薄い生地と高品質なダウンを使用することで、保温性を維持しながら軽量化を実現。
また、収納サイズも小さいため、バックパックの容量を効率的に使うことができます。
価格帯とコストパフォーマンス
標準的な価格帯は以下の通りです(2024年1月現在)
- オーロラ750:44,000円(税込)
- オーロラライト750DX:63,800円(税込)
約2万円の価格差がありますが、この差は素材や品質の違いを考えると妥当といえます。
ただし、以下のような別注モデルも存在します。
- 3ten別注モデル
- 山渓別注モデル
- さかいや別注モデル
これらの別注モデルは、オリジナルモデルよりもお求めやすい価格で、なおかつ独自のカラーリングが魅力です。
特に、オーロラの別注モデルは通常のオーロラよりも高品質なDXダウンを使用していることも。
選び方のポイント
オーロラがおすすめな人
- コスパを重視する人
- 主に車キャンプで使用する人
- 耐久性を重視する人
- 別注モデルでDX仕様を狙う人
\肌寒い時期にも対応するスタンダードなスペック/
オーロラライトがおすすめな人
- 軽量化にこだわる人
- 登山やバックパッキングをする人
- 収納性を重視する人
- 最新の高性能モデルを求める人
\寒さを感じやすい足先部分のダウンを増やし、保温性を向上/
まとめ
結論として、使用目的によって選び方が変わってきます。
キャンプメインで使うなら、コスパの良いオーロラの別注モデルがおすすめ。
耐久性も高く、DXダウンを採用した別注モデルなら保温性も十分です。
一方、登山やトレッキングをする機会が多い方は、軽量・コンパクトなオーロラライトが有利です。
重量差200g以上は、長時間の歩行時には大きな違いになってきます。
価格差は確かにありますが、用途に合った方を選ぶことで、長く愛用できる一品となるはずです。
また、どちらも永久保証付きなので、メンテナンス面でも安心して使えます。
快適なアウトドアライフを送るためにも、こだわって選んだシュラフで、素敵な時間を過ごしていただければと思います。
\防水性・透湿性に優れるオーロラテックスを採用/


\薄手の生地を採用した軽量・コンパクトなモデル/