【徹底比較】ニューバランス860と880 完全比較ガイド! 選び方のポイントを解説

今回は、ニューバランスの人気モデル「860」と「880」を徹底比較していきます。
「どっちを選べばいいの?」「違いがよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
この記事を読めば、あなたに最適なモデルがきっと見つかるはずです!
比較項目 | ニューバランス860 | ニューバランス880 |
---|---|---|
タイプ | スタビリティモデル | ニュートラルモデル |
クッション性 | やや硬め、安定重視 | 柔らかめ、反発重視 |
サポート性 | 高(メディアルポスト搭載) | 中(ナチュラルサポート) |
フィット感 | しっかりホールド | ソフトな包み込み |
おすすめ用途 | ・安定性重視のランニング ・長時間の立ち仕事 ・初心者ランナー |
・長距離ランニング ・デイリーユース ・経験者ランナー |
向いている人 | ・オーバープロネーションの人 ・安定性を求める人 ・膝や足首に不安がある人 |
・ニュートラルな足の人 ・クッション性を重視する人 ・自然な走りを好む人 |
価格帯 | 15,000円前後 | 14,000円前後 |


ニューバランスの860と880の違い
ニューバランスの860と880は、どちらもランニングシューズのスタンダードモデルとして長年愛されてきた実力派です。
しかし、その特徴は大きく異なります。
860はサポート重視のスタビリティモデル、880はクッション性を重視したニュートラルモデルという位置づけになっています。
この違いを理解するだけでも、選択の幅がグッと絞れます。
クッション性
まずは、最も重要な要素の一つであるクッション性について見ていきましょう。
860の特徴
- メディアルポストを搭載し、内側への過度な倒れ込みを防止
- Fresh Foamミッドソールを採用しながらも、やや硬めの設定
- 安定性を重視したクッショニング設計
- 着地時の衝撃吸収は抑えめながら確実

880の特徴
- Fresh Foamミッドソールをフル活用した柔らかめのクッション
- 全体的にバランスの取れた衝撃吸収性
- どんな着地の仕方でも心地よい反発力
- 長距離走でも疲れにくい設計
クッション性に関して言えば、880の方が万人受けする柔らかさを持っています。
一方、860は安定性を重視しているため、やや硬めの設定になっているんです。

サポート性
続いて、サポート性の違いを見ていきましょう。
これが両モデルの最も大きな違いと言っても過言ではありません。
860のサポート特性
- 内側への過度な倒れ込み(オーバープロネーション)を防ぐ設計
- メディアルポストによる確実なサポート
- 足の動きをしっかりとコントロール
- ランニング中の足の疲労を軽減

880のサポート特性
- ニュートラルな足の動きを妨げない設計
- 自然な着地と蹴り出しをサポート
- 軽めのサポート性能で自由な足の動きを実現
- 癖のない走りを求める人に最適
860は、特にかかとから着地する際の安定性が高く、足の疲れを軽減してくれます。
一方、880は自然な足の動きを邪魔しないよう設計されているため、フォームに自信がある人に向いています。

フィット感
シューズ選びで見逃せないのが、フィット感の違いです。
860のフィット感
- やや固めのアッパー素材で足をホールド
- かかと部分のフィット感が強め
- つま先部分に適度なゆとり
- 甲周りのホールド感が確実

880のフィット感
- しなやかなアッパー素材で足を優しく包み込む
- 全体的にソフトな履き心地
- つま先部分に十分なスペース
- 締め付け感が少なく、長時間の着用も快適

使用目的別の比較
ランニング用途での違い
ランニングシューズとしての性能を詳しく見ていきましょう。
初心者向けの視点
- 860:フォームが安定していない初心者に最適
- 880:クッション性が高く、誰でも使いやすい
経験者向けの視点
- 860:長距離走で安定したフォームを維持したい人に
- 880:スピード重視のトレーニングにも対応
距離別の適性
短距離(5km未満)
- 860:安定性重視で初心者に安心
- 880:軽快な走りが可能
中距離(5-10km)
- 860:フォームの崩れを防いで安定した走りを実現
- 880:クッション性を活かした快適な走行が可能
長距離(10km以上)
- 860:疲労時でも安定性を保持
- 880:クッション性による疲労軽減が魅力
デイリーユース
普段履きとしての性能も重要なポイントです。
歩行時の快適性
- 860:安定性があり、長時間の立ち仕事にも適している
- 880:柔らかな履き心地で、普段使いに最適
長時間着用での疲労度
- 860:サポート性が高く、足の疲れを軽減
- 880:クッション性による快適な履き心地を実現
価格帯と費用対効果
価格面での比較も見ていきましょう。
- 860:15,000円前後
- 880:14,000円前後
価格差はそれほど大きくありませんが、860の方がやや高めの設定になっています。
これは、サポート機能の追加による製造コストの違いを反映しているものと考えられます。
どちらのモデルも500km程度の走行には十分耐えられる耐久性を持っています。
ただし、使用頻度や使い方によって寿命は変わってきます。
一般的な使用であれば、どちらも半年から1年程度の使用に耐えられるでしょう。


選び方のポイント
足型による選択
自分の足型に合ったモデルを選ぶことが、最も重要なポイントです。
- オーバープロネーション気味:860がおすすめ
- ニュートラル:880が最適
- スピネーション気味:880を検討
足幅や甲高の方は、どちらのモデルも、幅広サイズ(2E、4E)が用意されています。

甲高の方は、880の方が対応しやすい傾向にあります。
使用目的による選択
用途に応じた選択も重要です。
ランニング主体の場合
- 初心者:860で安定性を確保
- 経験者:目的に応じて選択(スピード重視なら880、フォーム安定性重視なら860)
- レース用:880の軽快な走り心地を活用
普段履き重視の場合
- 立ち仕事が多い:860の安定性を活用
- 歩きが中心:880の快適な履き心地を重視
- ファッション性も考慮:880の方がカジュアルな印象
まとめ
ここまで860と880の違いを詳しく見てきました。
最後に、選択のポイントをまとめておきましょう。
⚫︎860
- 安定性重視
- オーバープロネーション対策が必要な人
- フォームの安定を求める人
- 長時間の立ち仕事をする人
⚫︎880
- クッション性重視
- ニュートラルな走りを好む人
- 長距離走を楽しみたい人
- 普段履きとしても使いたい人
結局のところ、「自分の足の特徴」と「主な使用目的」この2つのポイントを押さえておけば、選択に迷うことはないはずです。
店頭で試し履きができる場合は、両方を履き比べてみることをおすすめします。
どちらも素晴らしいモデルですが、あなたの足により合ったモデルを選ぶことで、ランニングや普段の生活がより快適になるはずです。
この記事が、あなたの選択の助けになれば幸いです!



